お客様から「熟成が進んでいない培地(未熟成)は、微生物による発酵で酸素が奪われるのではないか」とのご質問をいただきました。この記事では、ココカラバッグのココピートを黒色化するまで熟成させていない理由(熟成は施しております)を解説いたします。回答お客様からのご指摘の通り、まったく熟成が進んでいない黄金色の培地の場合、栽培中にバクテリアの活動が活発化し、酸素が消費される可能性があります。一方、ココカラ合同会社の原材料は、ココナッツの状態に応じて3ヶ月から1年かけて適切に熟成させており、すでにバクテリアによる分解反応が終了しています。そのため、栽培中にバクテリアが大幅に増殖し、培地内の酸素が奪われる懸念はないと考えております。仮に黒色化(過度な熟成)まで進めると、1. 物理性の悪化: 製造時のプレスで粒子が粉砕されやすくなり、培地の空気(気相)が減るリスクがあります。2. 二次的な酸素消費: 過度な熟成により、新たなバクテリアが増加し、2回目の分解反応により、結果的に酸素が奪われる懸念が生じます(pHも変化する懸念がございます)。これらのリスクを考慮すると、バッグ栽培の場合、あえて黒色化まで進めず、培地の物理性を保ち、空気(気相)を多く含むように製造する方が優位性があると判断しております。