1)センタリングをして培地を設置ココカラバッグは圧縮された状態で届きます。そして、輸送時に揺られているため、ご納品時にはバッグとココピートがずれてしまっています。そこで、ベンチにココカラバッグを並べる際には、バッグの耳の部分(バッグの端っこ)を持ち、ココピートがバッグに対して水平&中央にくるように軽くゆすってください。これを、『センタリング』と呼びます。・ココピートはバッグに対し中央にきているか・定植穴は上に、排水口は下に位置しているか膨張前によく確認しましょう。センタリングが不十分だと、下のように、ココピートとバッグがズレたまま膨らんでしまうことがあります。2)バッファリングをします(膨張作業)バッファリングとは、酸カルシウムを培地に置換させて、初期栽培のコントロールを安定させるための前処理です。水で復元させるよりも、こちらの方法をおすすめしています。バッファリングは、塩基処理とは全く異なります。ココカラの製品は、全てEC1.0以下(いちごの場合は、0. 5以下)にしているのでご安心ください。硝酸カルシウム水溶液でココピートを膨らませます。※トマトやパプリカ、きゅうり栽培の場合はバッファリングは必須ではございません。 1回目の灌水時に濃度3%程度の硝酸カルシウムを入れていただく方法でも問題ありません。※新しいココピートには、カルシウム(Ca:二価陽イオン)が付着しやすい特徴があります。 すでに天然の肥料(NPKなど:一価陽イオン)も含まれていますが、どの肥料がどの割合で含まれているかはわかりません。バッファリングの流れ1.硝酸カルシウム水溶液で膨張膨張は、硝酸カルシウム水溶液を灌水チューブなどで、少量をゆっくり入れてください。一度に大量の水を与えると、水道ができてしまいキレイに膨張 せず、却って復元に時間がかかってしまうことがあります。※硝酸カルシウム水溶液の作り方はこちら2.時間をおいて置換約72時間(最小48時間)放置してください。3.水で洗い流す水で硝酸カルシウムを洗い流してください。きれいな水 (地下水・水道水)で、グローバッグの中を排水口からでる水のECが、1. 4ms/ cm 未満 (いちごの場合は、EC0.8mS/cm 未満)になるまで、ゆっくり洗い流してください。※ 水は、ココピートのボリュームに 対して、1.25倍の量が目安です。 ( 例:ココピート24Lであれば水は30L )苗穴と排水口がないタイプの場合センタリングをしたあとに、苗穴と排水口を開けて下さい。膨らます前に開けたほうが、作業がラクです。【動画】ココカラバッグの使い方%3Ciframe%20width%3D%22560%22%20height%3D%22315%22%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fembed%2F9zDj3_kSKSY%3Fsi%3DXWfOFliHZBxGE3sy%22%20title%3D%22YouTube%20video%20player%22%20frameborder%3D%220%22%20allow%3D%22accelerometer%3B%20autoplay%3B%20clipboard-write%3B%20encrypted-media%3B%20gyroscope%3B%20picture-in-picture%3B%20web-share%22%20referrerpolicy%3D%22strict-origin-when-cross-origin%22%20allowfullscreen%3D%22%22%3E%3C%2Fiframe%3E