ココカラ合同会社は2024年9月21日(土)、東京都北区の田端中学校で実施された「田端中ハローワーク」に参加いたしました(イロガミ株式会社共催)。田端中学校では、働くことについての視野を広げ、生徒さん自身が将来を考える機会として「田端中ハローワーク」を実施されています。2024年度は1・2学年合同のイベントとして、様々な業種から計14社が参加。農業関連の企業として弊社も参加させていただきました。ー講話会の内容講話会は、下記の構成で実施しました。ココカラ合同会社の事業内容やSDGsへの貢献についてヤシガラ培土を使用したワークショップ代表大原による「働くことの意義とは」事業内容の説明とワークショップ講話会の前半では、日本や世界が抱える農業の課題を踏まえ、弊社が農家さんに販売するヤシガラ培土の特徴やインド工場での製造の様子をご説明させていただきました。弊社が関わるSDGsについても、サステナビリティの観点とインドに住む女性の雇用創出の観点からお話しいたしました。(SDGsの取り組みに関する詳細はこちら)▲スライドを用いてご説明させていただきましたワークショップでは、生徒さん自身にココカラのヤシガラ培土へ水をかけてもらい、培地が膨らむ様子を実際に体験していただきました。薄くて固かった培地が水をかけただけでみるみると膨らむ様子を見て「こんなに膨らむなんて驚きました」「すごくホワホワになった!」と驚いた様子でした。培地を触ってみたり、匂いを嗅いでみたりと、初めて出会うヤシガラ培土に興味を持ってくださいました。▲ワークショップの様子大原から生徒さんへ「人との出会いを大切に」後半は、代表の大原が事業を行う上で大事にしている想いや、中学生活で将来のためにしておくべきことについて講演いたしました。大原は、まだ顕著に現れていないものの、10年後、20年後には日本においても食糧不足が起こる可能性を指摘。世界人口が100億人へと向かって行く中で「世界的なフードセキュリティを構築しなければならない」と訴えました。その上で、農業従事者の減少や気候変動の中で“環境制御型農業”が求められていくとし、その環境制御型農業において、ヤシガラ培土が使用されていることを説明しました。またココカラ合同会社を起業するに当たって、共同創業者であるムルガンとの出会いがなければ会社が生まれていなかったと話し、「中学校、高校、大学、社会人など、その時に出会う人によって自分の価値観や考え方も変わっていく。そこでやりたいことも見つけていけるはずなので、なるべくさまざまな人に出会い、その人の話をちゃんと聞いて理解することを大事にしていってほしい」と生徒さんに語りかけました。質疑応答では、事前に生徒さんが用意してくださった質問に回答。事前にココカラの事業内容を調べてくださっており、「ヤシガラ培土の品質管理はどのように行っていますか」「環境問題に対してどのような取り組みを行っていますか」など多様な観点からご質問をいただきました。ー生徒さんの声講話会終了後、田端中学校の生徒さんから素敵なお手紙をいただきました。講話を受け、様々なことを考えてくださり、私たち自身も嬉しい気持ちでいっぱいです。<頂いた感想の一部>・SDGsにある貧困・雇用問題について、日本だけでなく世界を見ていることに感動しました。・地球環境の変化や、農業の人手不足など農業の課題と向き合い、新しい地球を作る取り組みが進められていることが印象に残りました。・人との出会いが自分の人生をつくる。出会いの大切さについて知ることができました。ー今後もココカラは若い世代のキャリアを応援しますこれまでの講話に引き続き今回も、“現代の食の課題や環境をとりまく課題を解決するために働く”ということについて生徒さん達に考えてもらうことができたのではと考えております。そして、生徒さんにとって少しでもご自身のキャリアに向き合えるような有意義な時間となっていれば幸いです。ココカラ合同会社は現在、SDGsの教育を絡めた家庭菜園事業(https://greenorigin.jp/gco)にも着手しており、今後もこういった活動に取り組んで参る所存です。弊社の取り組みに関心をお持ちいただけた皆様、今後も変わらぬご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。▲北区立田端中学校のみなさま、ありがとうございました。