ココカラ合同会社は6月7日、清瀬第三中学校(東京都清瀬市)にてキャリア教育の一環として実施された講話会に参加しました(イロガミ株式会社 主催)。清瀬第三中学校では、今後職業体験などのキャリア教育を予定しており、その事前勉強として、生徒さん各々が「働く」ということに対し個人のテーマを持つきっかけを作りたい、という想いから今回の講話会が行われました。ココカラを起業し9年目になる弊社代表の大原が、起業から今に至るまでの実体験を踏まえ、中学2年生に向けて講演しました。▲起業当時の実体験について話す代表の大原ー講話会の内容講話会の前半は、ヤシガラ培地について農業の課題やSDGsについても交えて説明し、加えてワークショップを実施。ワークショップでは、生徒さんにココカラキューブへ水をかけてもらい、培地が膨らむ様子を実際に見てもらいました。そして、実際にベビーリーフの種を植えるところまで、体験してもらいました。生徒さん達は、薄くて固かった培地が、水をかけただけでみるみると膨らむ様子に驚いた様子でした。培地を触ってみたり、匂いを嗅いでみたりと、とても興味津々な様子でワークショップに参加してくれました。後半は、代表大原のココカラ立ち上げにまつわる実体験や、中学生活で将来のためにしておくべきことについてお話しました。▲ココカラピートを水で膨張させ、培地にに種を蒔く様子ー代表の大原が考える、“将来のために中学生が今できること”とは講演の中で、代表の大原は今すべきことについて、生徒さんにこう伝えました。「例えば僕みたいに起業したり、社会の問題を解決したいと思う人がいるかもしれない。それを実現するために一番重要なのは、仲間を作ることです。ただ、仲間を作るためには相手を理解することがとても大切。相手の話をしっかり聞いて理解するためにも、勉強をして理解力を養うことが必要だと思います。」「これから皆さんは様々な挑戦をしていくと思いますが、その過程でどんな人と出会いたいか、はたまた出会うべき人と出会った時に、自分はどんな知識を持っておくべきなのか。これを考えて行動に移すことが、この中学時代ではとても重要だと思います。世界中には色んな人がいて、きっと会うべき人がいずれ現れますので、その時のためにぜひ頑張ってください。」また、講演の最後には質問タイムを設け、生徒さん達から積極的に質問してもらいました。その中には「ヤシガラ培地でどんな作物が育ちますか?」や「ヤシガラ培地意外は何か販売していますか?」といった質問もあり、ヤシガラ培地やココカラという会社にとても興味を持ってくれている様子でした。▲積極的に生徒さんが手を挙げて質問をしている様子ー講話を聞いた学生さんの声・「SDGsについて初めて真剣に考えた」・「社会や環境に関係する仕事に興味を持った」・「自分の将来(仕事)と地球の将来(環境)を考えた」みなさん、将来について考えながら、一生懸命メモをとり聞いてくれました。▲一生懸命メモをしてくれる生徒さんー清瀬第三中学校では“栽培部”も人気の部活に栽培部ができた当初は4、5人だったメンバーが、今では30人ほどにまで成長。毎日交代制で生徒さんが作物のお世話をしているそうです。中学校の周辺にはブルーベリーなどの農園があり、夏休みに積み取りのお手伝いをすることもあるそう。生徒さんを見ておられる先生は「生徒たちは本当に楽しそうに栽培しているんですよ」とお話してくださいました。▲栽培部が手がける中庭の菜園ー今後もココカラは若い世代のキャリアを応援します前回の講話に引き続き今回も、“現代の食の課題や環境をとりまく課題を解決するために働く”ということについて生徒さん達に考えてもらうことができたのではと考えております。そして、生徒さんにとって少しでもご自身のキャリアに向き合えるような有意義な時間となっていれば幸いです。また、ココカラは現在、SDGsの教育を絡めた家庭菜園事業(https://greenorigin.jp/gco)にも着手しており、今後もこういった活動に取り組んで参る所存です。弊社の取り組みに関心をお持ちいただけた皆様、今後も変わらぬご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。▲清瀬第三中学校