農業における持続可能性を実現を目指し、施設園芸向け有機培土ココピートの製造販売するココカラ合同会社(本社:東京都中央区、CEO :大原秀基 以下ココカラ)は、『グリナリウム 淡路島』を運営する株式会社淡路の島菜園(本社:兵庫県淡路市/代表取締役社長:大森 一輝) での「ココカラココピート グローバッグ(TP2)」導入後、初の収穫シーズンを迎えました。ココカラでは定植後のアフターサポートに力を入れており、生産者の皆様と共に品質や安定収量の確保を目指しております。この度、2020年初導入からの栽培の様子をインタビューし、導入事例として公開いたしました。今後は、ココカラココピートを通し、高い生産性の追求のみならず、劣化した農地を回復させ自然そのものを循環できると考え、農業法人様や生産者様との栽培環境別の事例を順次、公開してまいります。ココカラ ココピートの開発背景にある「農業の課題」日本の農業は多くの問題を抱えており、その最たるものが農業人口の減少です。私たちは、「これからの農業の形」には、収量の安定性の実現が課題解決の第一歩であると考え、「園芸培土(培地)」に着目しました。施設園芸など養液栽培において、培土は栽培の要の一つでココピート、ロックウール、 ピートモスの3つが主流です。中でも環境に優しいココピートは、 ヨーロッパなどの約80%の施設栽培で取り入れられている背景から、日本初の「高い保水性優れた排水性も兼ね備えた、粒子が均一な高品質なココピート」の生産、および、栽培データ活用によるノウハウ開発によって作業効率化を実現。今後、農業がもっとラクになるような社会を目指していきます。3つの特性施設園芸には利便性が重要。これまでのココピート栽培課題、「均一性と安定性」の高い有機培土へ南インドR&D拠点では労働環境を考慮、SDGs課題解決に繋がる開発体制基盤を創造サステナブルな製品デザインで、廃棄コストや入替作業コストも減らし、生産者の経営をラクにココカラココピートの導入にいたるまで弊社では、無機培土のロックウール(※)から、他メーカーのココピート、そして「ココカラ ココピート」という流れで導入いたしました。まず弊社が採用していたのは、無機培土のロックウールでしたが、廃棄コストが年々上がっており、1000㎡ 程度の圃場面積に必要な培地量の廃棄費用は、10万円程度もかかってしまいました。それに対し、有機培土ココピートの処理方法は畑にすき込むなど再利用ができるため、環境に優しく廃棄コストゼロであることが魅力です。そのため一昨年までは他のココピートに切り替えました。今年度、ココカラココピートへの切替え理由は、これまでのココピートに比べ年月が経過するに従い底が粘土化せず、排水性が高く維持が可能で、使用年数が伸びる点が優れていたからです。【グリナリウム イチゴ導入事例】決め手はココカラココピートの排水性。跳ね返った後で夜間にかけてじっくり排水(※)ロックウール の詳細はこちらをご覧ください。導入先:「GREENARIUM awajishima(グリナリウム 淡路島)」グリナリウム淡路島には、神戸から30分、大阪から1時間という関西圏から好アクセスのいちご狩り観光スポットがあります。施設内にレストラン&カフェを併設し、農業のプロと外資系ホテルで修行を積んだシェフがここだけでしか味わえない料理を提供。まるでいちごが宙に浮いているような、「空飛ぶいちごハウス」と呼ばれるグリナリウム独自のいちごハウスは、世界でも珍しい上下に動く可動式タイプの棚が設置されています。また、この春も開催中の、旬のいちご狩りイベント「いちごピクニック」では、ハウス内の摘み取りエリアで収穫したいちごを量り売りで購入後、いちごが空を飛んでいる光景を見上げながら、ラグやテーブルを囲み、ピクニック気分が楽しめます。詳細は以下をご覧ください。| グリナリウムのホームページ| グリナリウムプロモーションビデオ●記事のリンクはこちらから◆本件に関するお問合せ先こちらのお問い合わせフォームからお願いいたします担当:三宅、舘野