~施設園芸生産者のアグリビジネスから施設栽培技術まで、学びと交流の場の創出を目指す~農業における持続可能性を目指し、施設園芸向けやしがら原料培土、ココピートの製造販売を手がけるココカラ合同会社(本社:東京都中央区、CEO :大原秀基 以下ココカラ)は2023年9月より、主に中小施設園芸農家の方々のさらなる生産力向上を目指し、オンライン勉強会の場を提供することをお知らせいたします。本勉強会は、池田 英男(いけだ ひでお) 農学博士を迎え、アグリビジネスの最前線、施設栽培技術改善、人材育成、販売コンセプトに至る生産全体のナレッジの底上げを図り、「10aの栽培で、年間1000万円の売上を達成する農業」の実現を目指します。 第一回目勉強会は、2023年9月20日(水)14時より「10アール1000万円を作り出すために抑えるべき5つの視点」をテーマに掲げ、開催いたします。 日本国内の大規模施設(1ha以上)の技術研究が進む中、弊社では、多様な中小施設園芸施設(30a以下)の持続的成長機会の支援施策として、また新規就農者の新たな学びの場として勉強会を活用いただくことを目指し、日本の農業の収益性・生産性向上に一層寄与してまいります。<連続オンライン勉強会について>「儲かる農業」を学ぼう~『10アールで年間1000万円』の売上をつくる道のり1.目指すゴール 人口減少、高齢化、共働きなど農業を取り巻く社会の変化 確かな生産技術と販売方法を確立させ、ビジネスとしての農業を目指す2.経営計画書ビジネスプランは「5ヵ年計画」で考えていく 3.データの活用経験と勘からデータの採取、その科学的利用法に基づいた栽培データの利用方法 (環境データ、植物体データ、収量データ、液肥管理データ) 4.栽培における水の役割植物はどのようにして水を吸収して利用しているのか? 5.施設栽培の環境施設栽培における環境制御技術地上部環境と地下部環境環境モニタリングの情報<第一回目勉強会のご案内>■開催日時 2023年9月20日(水)14時~15時■テーマ 「10アール1000万円を作り出すために抑えるべき5つの視点」・農業を正しく理解しよう・アグリビジネスモデルからの逆算・“経験と勘”の農業から”データと科学的根拠”に基づいた農業へ・目指すべきビジネスモデルを知ろう・10アール1000万円を作り出すための『栽培施設』 ■参加費 無料■場所 zoomでのオンライン配信■お申し込み方法参加をご希望の方は、下記URLからお申し込みください。https://cococara.jp/seminar0920 ■こんな方にオススメです・今以上に農業で売上を伸ばしたいとお考えの方・“データと科学的根拠”に基づいた農業を学びたい方・施設栽培やアグリビジネスに興味のある方<講師プロフィール>池田 英男(いけだ ひでお) 農学博士・技術士(農業)・合同会社GBソリューション代表 経歴:大阪府立大学や千葉大学環境健康フィールド科学センターで名誉教授や特任教授を務め、この間に作物栄養生理学、蔬菜学、施設栽培学、養液栽培、植物工場、環境調節・植物管理技術などの研究教育に従事。農業関連著書多数。<開催背景>中小の施設園芸生産者へ向けたオンライン学習の場を提供日本国内の施設栽培の技術は着実に向上しているものの、日本の施設栽培の大半は中規模や小規模のハウスであり、環境制御、空調機能が揃っている施設は多くはありません。日本の農業の未来を担う新規就農者の状況を見ると、令和4年の新規就農者は4万5840人で減少傾向ではあるものの、新規参入者は前年に比べ微増しています(※1)。一方で、約3割の人が新規就農後に離農する(※2)と言われており、農業の理想と現実にギャップを感じて離農してしまう人が一定数いる現実があります。 ココカラでは、日本の施設園芸が抱える課題に対し、高品質なココピートの製造、安定した収穫量のソリューションを提供、国内外の農業の雇用拡大、就労環境改善と食糧問題の解決に取り組んでおります。今回その一貫として、主に新規就農者の方を対象としたオンラインでの学びの場の提供を開始いたします。講師には、施設栽培や養液栽培の第一人者である池田英男氏(農学博士・名誉教授)をお迎えし、継続的に農業技術や経営に関するスキルを習得できる場を創出します。※1農林水産省「令和4年新規就農者調査結果」( https://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/sinki/attach/pdf/index-4.pdf )※2総務省「農業労働力の確保に関する行政評価・監視-新規就農の促進対策を中心として-結果報告書」( https://www.soumu.go.jp/main_content/000 )●記事のリンクはこちらから