ココカラ合同会社(本社:東京都中央区、CEO :⼤原秀基 以下ココカラ)は2024年10月、「ココカラブリケットーバッファリング済みタイプー」を新発売いたしました。初期栽培を安定させる前処理であるバッファリング済みの製品で、効率的に定植作業に入りたい方や、より正確なバッファリングを行いたい方にオススメです。ココカラブリケットは、1/8に圧縮したブロック状のココピート(ヤシガラ培地)です。高設ベンチや、大き目のポットなど幅広く利用できる製品で、栽培品目を問わず多くの生産者さまにご利用いただいております。生産者さまにご利用いただく中で「バッファリングの作業を短縮したい」「バッファリングの作業が難しい」とのお声をいただいたことから、インド工場にて製品開発を実施。このたび、製造工程においてバッファリングを施した製品を発売する運びとなりました。■バッファリングとはココピートは電気伝導率には許容範囲内のばらつきがあり、培地中に存在する陽イオンの比率にもばらつきがあります。ECの最小値、最大値に関わらず、栽培に使用するすべてのココピートのバランスをとる必要があります。(より詳細な説明は、ココカラ製品サポートページ「バッファリングとは」をご覧ください)■「ココカラブリケットーバッファリング済みタイプー」主な特徴1.バッファリング不要、より効率的な定植作業が可能にバッファリング済みのため、水をかけてほぐしたらすぐに定植作業に入っていただけます。苗が届いているので速やかに定植作業に入りたい。そんな時もスムーズに定植作業に入ることが可能です。2.確かな技術で正確なバッファリング処理バッファリングは、粒のサイズを揃えたココピートのEC値に対して適切な硝酸カルシウムの濃度で行わないと完全に完了しません。特にイチゴの栽培初期においては、濃度が不適切だと微量要素欠乏が発生する可能性があります。バッファリングが適切に完了しないと、栽培にムラが発生する原因にもなります。ココカラ製品は、丁寧に腐食させて、洗浄し、乾燥させた均一性がある原料のEC値に応じて、使用する硝酸カルシウムの濃度を変えています。確かな技術で施した処理により、よりばらつきのない栽培環境を実現します。3.環境に配慮した製造工程バッファリングで発生する排液は、大量に流してしまうと地下水に有害な影響を与える可能性があります。ココカラは排液を地下には流さず、貯めて再利用することで、環境に配慮した方法で製造しています。■先行導入された生産者さまの声日栄インテック株式会社様 栽培作物:イチゴ作業人数と時間に限りがあるため、作業性を向上できる製品を求めていました。また作業者が初心者の場合、「バッファリングがきちんと行えているか不安」という声も上がっていました。ココカラのバッファリング済みブリケットは、バッファリング作業が不要なため、培地のセットから定植まで1日で終えることができました。また、初心者によるバッファリングが適切に行えているか不安でしたが、安心して定植ができました。■製品概要製品名ココカラブリケットーバッファリング済みタイプー形状20cm×10cm×5㎝容量8L重量約0.8kgEC1.0以下phph5.5-6 ※調整可能です価格詳細は見積もりフォームよりお問い合わせください本製品に関するお問い合わせ、ご質問は下記フォームからお気軽にお願いいたします。