ココカラココピートを多くの方に知っていただけた2020年ココカラは、今年で5年目を迎え、ココピートをご愛用してくださる生産者様が増えてまいりました。ココカラ一同、感謝の気持ちでいっぱいです。2020年後半には、施設園芸業界トップシェアのハウスメーカー様や種苗会社様に「最近、取引先でココカラのロゴマークをよく見かけます。」とのお声を頂く機会が増え、大変嬉しく思います。今後、インドにあるココカラ製品の開発チームを中心に、育苗用のココピートの開発や、定植用のグローバッグの改良など、皆さまのお声にお応えできるように努めてまいります。2021年は課題に向き合い、農業の持続可能性を高める今後は、「環境に優しい農業」の情報発信に力を入れていきます。ココピートは再利用・再使用ができることから、廃棄コストを大幅に下げることが可能となる一方で、排水による環境汚染につながってしまうことや、労働生産性の低さなど、まだまだ改善すべき課題が多くあります。排水に含まれた、農薬や肥料は、土壌に残留し、地下水や海水へ流れ込むため、土壌や周囲の環境に悪影響を及ぼします。昨年よりココカラでは、このような課題を解決するため、インドのR&Dチームを中心に「ココピートと微生物の関係性」をテーマに研究を進めております。その一つとして、微生物をココピートに混入することで、肥料の使用を減少を可能にする、新たなココピートの製品開発を進めております。また、労働生産性の向上においては、AIを活用したロボット技術のほか、植物や作物の生産量を増加させる大きな可能性として、ナノ粒子技術にも注目しています。海外物流のエキスパートがお客様の安心を強化世の中の大きな変化が訪れ、海外物流においても度々予期せぬ状況が発生した2020年。それを受け、2021年は、ロジスティクス部門の体制を強化しました。物流のエキスパートを増員し、製品を納期通りにお届けします。コロナ禍における不測の変化に対しても、安心・安全を第一に、スピード感ある成長戦略を実行してまいります。お客様へのお約束ココカラは、ココヤシの世界最大の産地であるインドでココピートの商品開発・製造・品質管理を手掛ける日本でも数少ない会社です。最高品質のココピートを、日本、そして世界へ、安心・安全にお届けすることをお約束します。2021年も、より一層のご支援を賜りますよう、社員一同心よりお願い申し上げます。