生産者名:中島農園生産地:熊本県栽培作物 :トマト導入製品 :ココカラバッグーXタイプー、ココカラキューブ熊本県の山間部で大玉トマトを栽培されている中島農園の中島様。中島様は、費用を抑えられる新たな設置方法によりココカラバッグでトマトを栽培されています。そんな中島様は、地域の気候特性からココカラバッグの培地の中でも「Xタイプ」をご利用くださっています。 今回のインタビューでは、工夫を凝らしたバッグの設置方法やXタイプのメリットなどに関して、中島様にお伺いしました。ーー農園の概要や環境について教えてください。中島さん:ここは熊本県の山間部で、阿蘇に行く道路から見える谷間をずっと下ったところにあります。道が一本道なんですよ。水には本当に恵まれていて、きれいな湧き水が豊富に出るんです。農園規模は18aで就農して今年で9年目です。もともと、義父のハウスが空く予定があり、山都町での就農の話を聞いた時に興味を持ち就農しようと思いました。最初は9aのハウスからミニトマトを始めて今年から大玉トマトを栽培しています。費用を抑えてバッグ栽培をスタートー中島農園さんでは、費用を抑えられるようバッグの設置方法を工夫されていますよね。どのように設置されていますか?↑ 収穫コンテナの上にココカラバッグを設置中島さん:はい、バッグは収穫コンテナの上に置いています。資材は全部自分たちでインターネットやホームセンターで調べて揃えました。土耕栽培の時に使っていたネタフィムの余ったチューブなんかも活用して組み合わせて作っています。全部を高い専用資材で揃えるのではなく、みんなの家にある資材を組み合わせてコストを下げています。ただ、安い資材を使うにしても、トラブルがあった時にすぐに対処しやすい組み合わせにしておくことが、大事だと思っています。ーーバッグを置くベンチの高さについても試行錯誤されたそうですね。↑ 奥の列と手前の列で培地を置く高さが異なる様子中島様:ええ。以前はエンドキャップなどを使って80cm以上の高さにしていたんですが、そうすると手が届かなくなってしまって、去年は高下駄を履いて作業していました。今年はベンチをハーフサイズくらいの低さにしてみたんです。ただ、低くしたらカンカン照りの時に葉の萎れが早くなってしまいました。高い時は成長点の高さがちょうど風が抜ける位置にあって、少しの気温差ですが良かったんですよね。どれがいいかは、それぞれの環境に合わせて試行錯誤していくしかないと思っています。栽培環境に合わせてXタイプに変更ーー以前はチップが多めの培地を使用されていました。現在はロックウールのような特性をもつ「ココカラバッグーXタイプー」をお使いいただいております。実際に切り替えてみていかがですか?中島様:チップが多めの「Cタイプ(大きめの10mmのチップが主な製品)」を使用していた時は水が切れすぎたくらいです。今使用している「Xタイプ」は6mm以下のチップと繊維で構成されている培地です。ロックウールのように繊維と繊維の間に水を保持できるので、水を入れている間は抜けずにちゃんと保水してくれて、かん水を止めるとサッとなくなるので、水の上げ方がすごく調整しやすくなりました。有効水分量が上がって、根も水を吸いやすくなっていると感じますし、肥料のEC値もコントロールしやすいと聞きました。Xタイプの詳細はこちら→https://support.cococara.shop/contents/bag-x山間部なので、天気が急変することがどうしてもあります。水を持ちすぎてしまうと、天気が悪い日には次の日までずっと保水し続けてしまうので、それは困りますよね。なので、水はある程度水が切れた、ある程度保水してくれる培地が合っています。水が抜けすぎて夏場に水分が足らないようであれば、ペグを増やそうと思っています。↑ ココカラバッグーXタイプーと育苗用の「ココカラキューブ」もお使いいただいております大事にするのは地域ネットワークの力ーー地域での情報共有やネットワークも大切にされていると伺いました。↑ 愛情を込めてトマトを育てる中島さん中島様:はい。私は移住してきたのですが、知り合いの知り合いをつたってなど、生産者さん同士の繋がりができていて、本当にありがたいと感じています。昔みたいに秘密主義ではなくて、お互い収量を上げていく仲間として情報共有して、いいところは真似して教え合うようにしています。特に苗(台木)の問題は大変で、バッグ用の苗に何がいいか知っている人が少ないんです。去年は土耕用の台木を使ってしまい、実が全然太らなくてSやSMサイズばかりになってしまった失敗もありました。だからこそ、なるべく情報共有できる農家さん同士で繋がることが一番大事だと思っています。ーー本日は貴重なお話をありがとうございました!ココカラ合同会社は、簡易的な栽培資材の設置サポートを検討中です!今回の記事では、Xタイプのメリットとともに、中島さんの工夫を凝らした栽培環境の構築方法もご紹介しました。ココカラ合同会社でも今後、初期費用を抑えながら栽培環境を構築できるよう、灌水システムやガターセット、防虫ネットなどの導入サポートをしていきたいと考えています。順次メールマガジンやウェブサイトでお知らせさせていただきます。今回ご紹介したXタイプの詳細はこちら→https://support.cococara.shop/contents/bag-x