ココカラ合同会社のココピートを導入し、トマトを栽培されているデ・リーフデ北上様(宮城県)。日々、より良い作物を安定的に生産するため、栽培技術の向上に努めていらっしゃいます。その取り組みの一環として、微生物資材の「トリコパック」(製造・販売元:株式会社ホーネンアグリ)を導入し、微生物環境や作業効率の改善、そして安定生産につなげるための様々な工夫をされています。今回は農場長の岡山博成さんにトリコパック導入の背景から具体的な活用方法、得られた効果、そして今後の展望について、詳しくお話を伺いました。↑ デ・リーフデ北上の金野さん(左)と岡山さん(右)ーートリコパックを使用する前は、どのような資材を使用されていましたか?岡山さん: 「トリコパック」を導入する以前は、トリコデルマ菌を使用した別の微生物資材を使っていました。ただ、その資材にはいくつかの課題がありました。例えば、輸入資材だったため、納品日が月に1回など固定されていて、急な必要に対応しにくい面がありました。また、冷蔵保管が必須で、消費期限も短いものだと1ヶ月、長くても2ヶ月程度。ですから、一度に大量に購入してストックしておくということが難しかったのです。特に夏場は、温度管理が本当に大変でした。保冷庫のスペースも限られていますし、万が一、温度管理に不備があって品質が劣化してしまったら、という心配も常にありました。在庫管理の難しさは、現場にとって結構な負担になっていたと思います。「トリコパック」を選んだワケ:常温保存と作業のラクさが魅力にーートリコパックを使用し始めた理由を教えてください。岡山さん: そんな中でココカラさんから「トリコパック」を紹介されたのですが、一番の魅力は、なんといっても常温で半年以上も保存できるという点でした。これは本当に画期的だと思います。以前の資材では、必要な分をこまめに発注しなければならず、もし在庫が切れてしまったらどうしよう、という不安がありましたが、「トリコパック」ならある程度の量を在庫として持っておけます。それから、作業性の高さも大きなポイントです。パック式になっているので、計量がとても簡単なんです。以前は粉末の資材を計って水に溶かして…という手間がありましたが、それが大幅に軽減されました。作業時間が短縮されただけでなく、粉塵を吸い込んでしまう心配も少なくなったのは、作業者にとっても嬉しい変化です。↑パック式で常温保存可能な「トリコパック」ーートリコパックはどのように使用していますか。岡山さん: 「トリコパック」の具体的な使い方ですが、苗、定植前、定植後にそれぞれ使用しています。苗に関しては、苗が届いたら肥料とトリコパックを溶かした養液にそのまままずどぶ漬けしています。希釈倍率はだいたい1000倍で使用しています。本圃では、機械を使って週に1回、少量ずつ継続的に投入しています。これは、常に一定の菌密度を保つことで効果を持続させようという考え方です。大切なのは、一定の面積あたり、あるいは株数あたりに、どれだけの量の菌を行き渡らせるか、という点だと考えています。例えば、1ターン(一定区画)に1パック250mLの菌体を入れたい場合、それが1000倍希釈でも2000倍希釈でも、最終的な菌の量が確保できれば良い、という考え方です。↑灌水システムに組み込んで投入していく様子使用後の効果「大きな問題がなく、順調に成長」ーートリコパックを使用して、どのような効果を感じていますか?岡山さん: もともと別のトリコデルマ菌を使用した資材を使用していたので、比較は難しいのですが、土壌病害はまったく出ていないので効果があるのは間違いないと思うんです。使用前には土壌病害がでたことがあったので、予防にはなっていると思います。「使っていて問題ない」ということが一番の効果です。正直なところ、トリコパックを使うのを「怖くてやめられない」というのが本音です。もし使用をやめて、また病害が発生したり、生育が悪くなったりしたら…と考えると、そのリスクの方が大きいですね。↑順調に育つデ・リーフデ北上様のトマトーー本日はお話をお聞かせくださり、ありがとうございました!【特別価格あり】お申し込み・お問い合わせはこちら猛暑により、病気になりやすい。。病気になってしまい、収量が落ちてしまった。。ココカラ合同会社では、生産者さんがリスクヘッジを取るための方法の一つとして、微生物資材の「トリコパック」をお客様向けに特別価格でご提供いたします。使用方法がわからない、使用頻度がわからない。そんな生産者様もまずはお気軽にお問い合わせください。お電話やオンラインミーティングにてご説明させていただきます。トリコパックお申し込み・お問い合わせリンク