国産コーヒー栽培の専用培養土にココカラコイアピットを活用

国産コーヒー栽培の専用培養土にココカラコイアピットを活用

岡山県岡山市のやまこうファーム株式会社は、日本国内でコーヒー栽培をしたい生産者や企業に特殊な加工をした苗、ココカラのコイアピットも採用されている培養土、定植作業までをセットで販売します。それに加えて栽培ノウハウを提供し、必要に応じて収穫物の販売サポートもしています。

やまこうファームがコーヒー栽培を始めた理由

やまこうファームは、10年ほど前にバナナ栽培を始めました。栽培には成功したものの、完熟状態で収穫すると遠方に販売が難しくなるなど販売に苦戦しました。コーヒーの場合は、生豆の状態だと1年半から2年ほど貯蔵ができます。国内で生産者がほとんどいないこと、販売についても貯蔵しながら付加価値をつけて販売できることなどからコーヒーの栽培に転向しました。

国内コーヒー市場は3兆円の価値があると言われていますが、99%が輸入品です。毎日飲むものなので、国内で生産できるようになれば大きな価値になると考えています。現在は5社がすでに定植を終え、10社以上が栽培を予定しています。

営業企画部マネージャーの田淵健二さんは、「企業が新規事業として始めるケースや、企業参入の農業法人が新たに挑戦するケースなどさまざまです。コーヒーは目新しく、いいイメージがあります。未経験でプロでなくてもできますし、収穫も一気に取ればいいので楽です。私たちが栽培サポートもしていますので未経験者でも安心して始められます。」と言います。

なぜ日本国内でコーヒー栽培が可能?

コーヒーは本来コーヒーベルトと呼ばれる赤道に近い地域でしか栽培ができませんでした。やまこうファームが日本でコーヒー栽培ができるようになったのは、研究試験を繰り返し、「凍結解凍覚醒法」を確立できたためです。

凍結解凍覚醒法とは、種子をマイナス60℃で時間をかけて凍結解凍することで耐寒性や気候への順応性を向上させる方法です。この方法を用いると、15度以上を維持すれば日本でもコーヒー豆が栽培できます。

代表取締役の小林佐貴代さんは、「暖房は10〜3月の夜間のみの使用で栽培できるので、南国作物の中でも化学農薬を使用せず、少ないエネルギーで栽培でき、暖房費を削減できます。生育スピードも肌感覚ですが2倍くらい変わります。」と話します。

コーヒーの栽培プロセス

やまこうファームは、凍結解凍覚醒法で加工したアラビカ種ティピカの苗と特別配合した培養土を使って、苗を定植することまでをセットにして販売しています。そうすることで、そのあとの栽培を楽にして、確実に収穫につなげます。定植後、1年目から多少の実をつけ、3年目から本格的に収穫できます。

施設についても、軒が3m以上あれば栽培可能ですが、やまこうファームは施設建設の相談やサポートも行っています。

専用の培養土にココカラのコイアピットを採用

やまこうファームが販売するコーヒー栽培の肝となる培養土には、ココカラのココピートが採用されています。

田淵さんは培養土におけるコイアピットの役割を説明します。

「培養土には、コイアピットや馬糞などさまざまな資材が入っています。ココカラのコイアピットを入れるようになってから、空気が入ってふわふわするようになりました。良さそうな感じがします。」

販路や取り組みが多角的に広がる可能性

収穫したコーヒー豆の販路についても、やまこうファームが生豆を全量買い取り販売する方法や、加工サポートをやまこうファームに依頼し、パートナーとしてつきあう方法、個別で販売する方法など臨機応変に選択できます。販路の確保が心配な新規参入企業も安心して栽培に取り組めます。

またコーヒーの特性上、加工が必要なこともあり6次化の取り組みとの相性も良いです。さらにカフェの運営など取り組みが多角的に広がる可能性があり、さまざまなシナジーを生み出します。


 

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