【導入事例】ココカラの施設園芸向けやしがら培土「2kgブロック」

【導入事例】ココカラの施設園芸向けやしがら培土「2kgブロック」
– 2019年よりイオンアグリ創造株式会社埼玉久喜農場大玉トマト栽培用に導入 –

ココカラのやしがら培土は、大型の園芸施設でも活用されています。大玉トマト栽培を行うイオンアグリ創造株式会社埼玉久喜農場では、2019年から、ココカラの施設園芸向けやしがら培土「2kgブロック」を導入いただきました。今回、ココカラの製品導入後の現場オペレーションにどのような変化が起きているのか、お話をお聞きしました。

お話をお聞きした方:

―イオンアグリ創造株式会社埼玉久喜農場 農場長 高橋寛様

久喜農場では、大玉トマト「桃太郎ヨーク」や「麗月」を赤く熟してから収穫し、『イオン農場のまるまる赤トマト』として関東圏内のイオングループのスーパーマーケットへ出荷しています。

GLOBAL G.A.P.(適正農業規範に関する国際標準)にもとづいて、ルールを作成し「食品安全」、「労働安全」、「環境安全」が全うできるよう農場運営を行っております。

―イオンアグリ創造株式会社埼玉久喜農場 栽培リーダー 松澤尚樹様

ココカラのやしがら培土に変えてから、培土の入れ替え作業工程が減り、従業員の作業が楽になりました。また、ココカラのやしがら培土は保水性が高いので、少量培地での栽培方式に効果的で、着果や品質も上がりました。特に、夏場のかん水頻度が下がり、水道コストの削減にもなっております。

―イオンアグリ創造株式会社埼玉久喜農場 パートリーダー 戸部様

ココカラのやしがら培土の繊維質は、点滴かん水用のドリッパーを差しても抜けにくく、二度手間が減り、定植作業が楽になりました。また、2キロごとにブロック状になっているので、一列ごとに必要な培土量を把握しやすく「足りなかった!」と取りに戻ることがなくなり、助かっております。

ココカラのやしがら培土へ変更後、それぞれの作業工程がどのように変わったのか

1.定植準備|ココカラのやしがら培土で作業者への負担減

定植前の準備として、水が入った桶の中で、2kgブロックの圧縮培土を膨らませます。そして、手作業で膨らんだ培土を各トレイへ入れますが、施設園芸に特化したココカラの製品は扱いやすく、以前より準備時間が短縮できています。また、培土にかん水用点滴ドリッパーを挿すのですが、繊維質がしっかりしたココカラのやしがら培土に変えてからは、一度でしっかりと挿せます。これまで抜けやすく挿し直しをしていた、点滴ドリッパーの確認作業が減りました。一つ一つは細かな箇所ですが、全体として作業者への負担軽減、作業時間も圧縮され、人件費に換算すると約40%の削減に繋がりました。

2.栽培管理|水資源を大切にしながら、効率のよい栽培へ

久喜農場が採用している少量培地耕は、トマトにストレスをかけることで、栄養生長を抑制し、果実への栄養供給量の増大を通じて、生殖生長を促す栽培方法です。この栽培方法により、品質の良いおいしいトマトが生産できます。少量培地耕で使用するDトレイは、充填できる培地量が少ないため、特に夏場の暑さの下では、培地の乾くスピードが早く、大型施設の現場においては作業者のかん水管理が行き届かない難しさがありました。保水性が高いココカラのやしがら培土へ変更後は、頻回を極めていた夏場のかん水巡頻度が減りました。そして、施設全体としては、かん水量の節約に繋がるため、水資源も大切にしながら効率の良い栽培ができるようになってきております。

ココカラからの提案:季節ごとに培土の粒の構成比を変えられます

施設園芸に特化したココカラのやしがら培土は、保水性、排水性を高めるため、作物や用途別に様々な大きさの粒が配合されています。さらに、四季や日射量で変わってくる水分含有率を鑑み、各施設の気候環境に応じた粒構成比をココカラのR&D拠点で調整することも可能です。

3.片付け作業

一作が終わると、使用し終わったやしがら培土や茎葉を片付け、次作に備えます。久喜農場では、この片付け作業を全11棟のハウスで、それぞれ年間3回実施しています。

使用済みやしがら培土・残さの活用方法

片付け作業では、使用済みやしがら培土や、規格外の作物や葉、茎などの残さなどが一定数は出てしまいます。その活用の取り組みについて、教えてもらいました。

やしがら培土を堆肥化し、グループ農場でも使用

1年に3回、培土を入れ替えている久喜農場では、年間で4トン以上の培土が使用済みとなりますが、廃棄せずに、久喜農場もしくは堆肥製造業者様によって、全量を堆肥化しています。そして、久喜農場で堆肥化したものは、同じ埼玉県内のグループ農場である羽生農場で、土壌改良を目的に再活用しています。廃棄を減らし、堆肥化から再使用までを仕組み化し、無駄のない製品サイクルを実行しています。環境や地域への貢献性の高さにも驚きました。

残さを堆肥化して活用

年間通じて発生する実の残さの一部は、専用の機械で溶かし空気乾燥させています。やしがら培土の堆肥化の過程で、一緒に混ぜ込んで使用しています。

施設の革新的技術や栽培マネジメントから発展し、堆肥化から再活用まで一連のサイクルを確立しているイオンアグリ創造埼玉久喜農場のお話は、ココカラが目指すゴールである循環型農業の実現としても、大きな存在感を感じました。今後も、引き続き業務効率向上のサポートとともに、イオンアグリ創造久喜農場の様々な発展へも注目してまいります。

ココカラからの提案:使用済みのココカラ製品を堆肥化できるサポート体制を準備しています

現在、ココカラは、ココカラ製品を使用しているお客さまの農場で栽培時に出る残さや、使用済みのやしがら培土を、有効的に再利用できるよう、堆肥化に詳しい専門家と一緒に仕組みを構築しています。準備が整い次第ご報告します。

会社名 イオンアグリ創造株式会社 埼玉久喜農場
生産地 埼玉県久喜市六万部91
公式ホームページ 
https://www.aeon.jp/agricreate/farm/
栽培作物 大玉トマト(桃太郎ヨーク、麗月)
栽培時期 トマト:周年
栽培方法 トマト:施設養液栽培、低段密植栽培
導入製品 トマト:2kgブロック
規模 トマト:3.3ha(11棟)
従業員数 社員10名(平均年齢33歳)/パート従業員約90名
販売先 主に関東圏のイオン、ダイエー、アコレ、まいばすけっと、マックスバリュの店舗


 

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