ココピート培地を再使用するときの消毒方法

ココピート培地を再使用するときの消毒方法

ココカラのココピート培地は、再使用が可能です。

例えば、トマト栽培でTP4という原料配合割合の製品を使用した場合には、最大で4年間使用できます。初年以降の再使用されたココピートでも安定収量を実現する条件は、作目や栽培条件、使用製品によって異なるため、ココカラの専門家がご購入前からアドバイス、サポートをさせていただいています。

今回は、グローバッグやココスラブを再使用する場合にお客様よりよくご質問をいただく、再使用前の消毒方法について説明します。

再使用ココピートに消毒が必要ないという判断基準

再使用前に、特に病気が発生していないのであれば、再使用時に特別に消毒をする必要はありません。3週間ほど放置した後に、そのままお使いいただけます。

病気が発生した場合は、再使用ココピートに消毒が必要

病気が発生した、もしくは発生している恐れがある場合には、消毒をお試しください。まずは、スタンダードな消毒方法の「過酸化水素」を用いた消毒方法を紹介します。

過酸化水素での消毒

1)過酸化水素を希釈

過酸化水素(hydrogen peroxide)を商品説明に従って水で希釈します。希釈倍率の一例をあげると、35%の過酸化水素の場合は2mLの過酸化水素を1リットルの水で希釈、70%の過酸化水素の場合は1mLの過酸化水素を1リットルの水で希釈(調整後の濃度が0.07%)が目安です。

2)タンクに入れて点滴ドリップで流水

準備した過酸化水素水をタンクに入れ、点滴ドリップでかけ流します。4〜5時間かけ流してください。

3)硝酸カリウム水溶液でバッファリング

最後に、22gの硝酸カリウム4水和物を10リットルの水で希釈した硝酸カリウム水溶液で、バッファリングをお願いします。

注意事項

過酸化水素で消毒をすると、ココピート培地に含まれているトリコデルマ菌も消失してしまう点をご留意ください。

また、消毒後はpHが8〜9へと上昇しますので、必ずバッファリングの実施をお願いします。

ブリーチ消毒

その他の消毒方法として、次亜塩素酸カルシウム(Calcium hypochlorite)を使用したブリーチ消毒があります。必ず次亜塩素酸カルシウムをご使用ください。一般的に消毒として使用される次亜塩素酸ナトリウム(sodium hypochlorite)はNa+が含まれており、培地に使用できませんのでご注意ください。

次亜塩素酸カルシウム

次亜塩素酸カルシウム

次亜塩素酸ナトリウム

次亜塩素酸ナトリウム

ブリーチ消毒も過酸化水素水での消毒と同様に、4、5時間ほど点滴ドリップでかけ流し、その後、必ず硝酸カルシウム水溶液でのバッファリングを行ってください


 

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