ココカラココピートお問い合わせ前の6つの確認事項
ココカラのココピート培地にご興味をお持ちいただきありがとうございます。今回は、ココピートのサンプルやお問い合わせ時にスムーズにご案内できるための6つの確認事項を紹介します。
確認1|必要な培地量
ココピートお問合わせ時に、必要な培地量についてお伺いします。具体的には以下の点をお客さまにご確認いただき、必要な培地量を計算しています。
1)ベンチ容量
イチゴの高設栽培などベンチを使用されてる方には、「ベンチの容量」についてお伺いします。一つのベンチの容量は「ベンチの縦の長さ✕横の長さ✕深さ」で計算ができます。
2)必要な長さ
高設栽培の方には一列のベッドの長さ、ココピートの入ったグローバッグを使用予定の方には置き台の長さをお伺いします。また、ハウス内にベッドや置き台が何列あるか、若しくは何列分使用したいかについても確認をお願いしています。
3)ハウスの数
圃場全面で培地を使用されたい場合は、ハウスの数についても伺います。
確認2|栽培作目・作型
栽培している、または栽培予定の作目や作型についても伺います。作目や作型に最適なココピートの配合割合や、製品の種類をご案内しています。
作目ごとの構成配合(例)






栽培作目や作型ごと適している、粒の配合構成の一例を紹介します。
イチゴ|TP2
イチゴ栽培では、TP2(繊維とダストは使用せず、5〜10mmの繊維+粒と、0.5〜5mmの粒で構成)の使用をおすすめしています。
トマト・パプリカ・キュウリ|TP4
トマト、パプリカ、キュウリ栽培では、TP4(繊維とダストは使用せず、5〜10mmの繊維+粒と、1mm以上の粒で構成)をおすすめしています。
これらは一例で、その他の確認事項をお伺いした上で、カスタマイズも含めてお客さまに最適な配合をご案内しています。
作目ごとの推奨製品(例)
作物ごとの推奨製品の一例です。
トマト・パプリカ・キュウリ|グローバッグ
置き台をお持ちの方は、その上にグローバッグを乗せて使用される場合が多いです。一概には言えませんが、特にトマト、パプリカ、キュウリ栽培では、グローバッグを使用されるケースが多くあります。ご不明な場合は、現在お持ちの資材についてもお知らせください。
イチゴの高設栽培|ココスラブ、ブリックティー
イチゴの高説栽培などベッドでの栽培の場合は、圧縮培地であるココスラブやブリックティーが使われます。ベッドに培地を入れ、水で膨潤させるだけで使用できます。
確認3|使用予定日
ココピート培地の使用予定日もお伺いします。ココカラの製品は、インドの自社工場で製造しています。また、粒の配合割合のカスタマイズや、グローバッグの場合は容量などのカスタマイズのほか、袋の強度、定植穴、排水穴、灌水穴、膨張用穴の位置のカスタマイズも承っています。そのため、ご注文からお手元に届くまでにおおおよそ2、3ヵ月を要します。前もってお問い合わせください。
確認4|使用希望年数
ココピート再使用をご検討されている場合は、希望される使用年数をお教えください。この情報をもとに、培地量や粒の配合構成などのアドバイスをします。
ココピート再使用に関する詳細はこちら「ココピートを再使用する3つのメリットと再使用を決めるプロセス」
確認5|グローバッグの場合:灌水方法
グローバッグをご検討されている方には、点滴ドリップか、チューブでの灌水かなど灌水方法についてもお尋ねします。ココカラグローバッグの標準サイズは、長さ100cm✕幅20cm✕高さ12cmです。ココカラは、お客さまのご希望される位置に灌水穴を開けるカスタマイズを承っています。
確認6|グローバッグの場合:株数・株間
グローバッグの場合は、定植時の株間や株数についても伺っています。ココカラグローバッグの標準サイズは長さ100cmです。どの程度の間隔で、何株定植をご希望されるか伺い、カスタマイズで定植穴を開けることができます。また、標準サイズのみでなく、グローバッグの長さや幅を変更したいなどのカスタマイズも承っています。
ココカラでは、ココピートの活用方法やココピートを導入された農家様の事例、弊社の取り組みなどをお届けするメールマガジンを配信しています。
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