ココピート製品を選ぶポイント① 原材料の構成と栽培作物の関係

ココピート製品を選ぶポイント①
原材料の構成と栽培作物の関係

 

ココピートの園芸培土(培地)は、栽培作物ごとに最適な製品が異なります。特に留意する点は、原材料であるココヤシのハスク(中果皮)の粒の大きさの構成です。通常、粒は0.1〜10mmに粉砕されて混合されます。作物や使用条件に合っていない構成のココピート製品を使用すると、排水がうまくいかず根腐れが起こったり、通気性が悪く根張りも悪くなってしまいます。そこで、ココピートを選ぶときのポイントと注意点について詳しくご説明します。

ココピート製品の原材料“ハスク”の大きさ

 

ココピート製品の原材料であるココヤシのハスク(中果皮)は、0.5mm以下のダスト、0.5〜5mmの粒、5〜10mmの繊維+粒、10〜15mmの繊維に分類されています。さらに粒は、0.5〜0.7mm、0.7〜1mm、1〜5mmに分けられます。これらの原材料の構成によって適した作物や、使用方法が異なります。(詳しくはこちら)

 

繊維
繊維+粒
1〜5mmの粒
0.7〜1mmの粒
0.5〜0.7mmの粒
ダスト
ココピート
ココピート粒

粒の大きさと栽培上の特性

まずは、粒の大きさと栽培上の特性をご説明します。

 

  • 大きい粒が多い
    大きい粒の配合が多い場合、空気含量が高く、根が呼吸をしやすいため根張りや生育が良いことが特徴です。また、乾燥気味に管理ができ、ストレスをかけて生育を促すこともできます。さらに、水分含量、pH、ECの急激な変化にも対応しやすいというメリットがあります。
  • 小さい粒が多い
    小さい粒の配合が多い場合、空気含量は低く、水分含量を維持しやすいため、湿気気味に管理ができることが特徴です。しかし、細かい粒やダストの割合が多いと、底で固まってしまい排水がうまくできなかったり、それが原因で根腐れが起こったりするため注意が必要です。

 

これらの特徴をふまえて、作物ごとに適した原材料の構成をみていきましょう。

 

栽培作物ごとの適した原材料の構成は?

 

養液栽培においてココピートを使用する場合、10mm以上の繊維や0.5mm以下のダストの配合は少ない方が望ましいです。また、作物ごとに最適な原材料で構成されている製品を選びましょう。大きい粒、小さい粒、繊維の構成バランスがココピートでの栽培を成功させるポイントです。

 

cococaRaのココピート製品の構成

cococaRaのココピート製品は、栽培する作物と栽培方法に合わせて粒を構成しています。また、養液栽培用の製品には、大きい粒が多く0.5mm以下のダストは配合していません。そのため、保水性や排水性が高く、空気の含有率が安定し、根の生育を促します。それでは、製品ごとに適した作物をみていきましょう。

 

  • いちご・ミョウガ栽培に適した製品:TP2
    TP2は繊維とダストは使用せず、5〜10mmの繊維+粒と、0.5〜5mmの粒で構成されています。トマトやきゅうりの根と比較して、いちごやミョウガの根は細いため、適度に小さい粒で構成されています。
  • トマト・パプリカ栽培に適した製品:TP3
    繊維とダストは使用せず、5〜10mmの繊維+粒と、0.7mm以上の粒で構成されたTP3は、トマトやパプリカの栽培に最適です。TP2より大きめの粒を中心に配合されています。
  • トマト・きゅうり栽培に適した製品:TP4
    TP4は、繊維とダストは使用せず、5〜10mmの繊維+粒と、1mm以上の粒で構成されています。4〜5mm以上の粒が多いと、保水性、排水性、空気含有量が高くなるため、トマトやきゅうりの栽培に適しています。ただし、大きい粒を中心に構成されているため、高度な栽培技術と施設が必要です。
  • レタス・バナナ栽培に適した製品:TP1s
    繊維は使用せず、0.5〜5mmの粒と一部5〜10mmの繊維+粒、ダストで構成されたTP1sは、レタスやバナナの栽培に適しています。
  • ミョウガ・レタス栽培に適した製品:TP1
    繊維は使用せず、5〜10mmの繊維+粒と、0.5〜5mmの粒、一部ダストで構成されたTP1は、ミョウガやレタスの栽培に適しています。
  • 土壌改良剤:GP1
    繊維、5〜10mmの繊維+粒、0.5〜5mmの粒、一部ダストで構成されたGP1は、土壌改良剤や芝の栽培に使用されます。0.5mm以下のダストの構成は20%以下です。

 

ココピート製品を選ぶ場合は、栽培している作物に合った原材料の構成を考慮しましょう。(さらに詳しい情報はこちら)

 

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